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シャドバ ビヨンド 環境レポート(『伝説の幕開け 』2週間目)

 シャドウバースWBの(6/23-29)の対戦を集計しました。
 前週はこちら↓

 記念すべき初弾の環境は、主人公クラスのネメシスとスペルウィッチが主役に。

 使用率1位👑 ウィッチ 26.2%(前週比+1.8%)

 先週に引き続き、ウィッチが使用率TOP。ネメシスとの熾烈な争いを制した。

 除去力&展開力&ドローと隙がないが、手札からダメージを出すのは不得手。超進化<クオン>の5ダメージ&10PPエンハンス超進化<クオン>の11ダメージを意識していれば簡単には負けない。

 スペルウィッチ側は超進化を盤面処理に使ってしまうと、途端に決定力を欠くので、超進化の使い方が勝敗を分かつことになる。

 また、<サタン>採用が広まっている様子。
 <サタン> → 0コスト<オバーディメンション>のコンボで圧倒的なパワーを振りかざす。
 超進化が残っている場合、そこから<アスタロトの宣告>でワンターンキルが可能。

 <アン&グレア>と<クオン>で圧倒的な中盤の強さを誇るスペルウィッチだが、終盤になると流石に他のクラスがパワーで追い付いてくる。さらに、<オーバーディメンション>を筆頭にドローを多用することでロングゲームになると決定力不足も相まってデッキ切れのリスクが見えてくる。
 これらの弱点を<サタン>が見事にカバーし、またサタン側の弱点である「強くしたデッキもドロー出来なければ意味がない」をスペルウィッチが綺麗に補完し、最強に見える。

 ちなみに、秘術ウィッチはとっても弱いらしい。

 

 2位 ネメシス 24.3%(前週比+2.5%)

 AFネメシスが主流の印象だが、人形とのハイブリットや、純粋な人形ネメシスなど多様性が出てきた。なお、どのデッキにも<オーキス>は3枚入る模様。

 とにかく対応力が高く、カードパワーでも優位にある現在では向かうところ敵なし状態なのか、ランクマッチで見ない日はない。(スキンもかわいいし)

 <オーキス>超進化で8ダメージ入ることを頭に入れて対戦しよう。
 即ち、2連打で16ダメージ+aであることを考えると、序盤戦も重要になってくる。

 超進化を盤面処理に使わせられれば、攻め手を欠き、リソース切れに持っていかせることが可能。人形やコアのせいで手札が潤沢に見えるが、実際はそうでもないらしい。

 

 3位 ドラゴン 14.0%(前週比-3.6%)

 先週から一転し、フェイスドラゴンが一気に主流に。<乙姫の扇>や<フォルテ>などの疾走カードを軸に攻め立ててくる。

 序盤に弱いスペルウィッチに有利が取れるのが急増の要因か。

 攻撃できない<フォルテ>を処理できなかった瞬間、ほとんど敗北が決まってしまうので除去カードは安易に切っていけない。

 相手にするときは適度に守護を出しながら、こちらも相手リーダーに攻撃していこう。疾走カードを盤面処理に使わせなければ、後手に回ってしまう。後手に回って処理したところで疾走カードは既に最低限の仕事は終えているし、<乙姫の扇>によって後続が尽きることもない。進化は惜しみなく切って強力な盤面を形成しよう。

 逆にフェイスドラゴンを使うときはとにかく相手のリーダーを攻撃しよう。ほとんどの場合それが一番強い。ってランプドラゴンが言ってた。泣ける。

 

 4位 ロイヤル 13.1%(前週比-3.7%)

 <アマリア>や<ジェノ>をがっつり採用したコントロール軸が主流に。
 超進化を温存しながら処理することに長け、一方で得意の盤面形成で相手には超進化を切らせて息切れを狙う。 

 TOP Tierのスペルウィッチとネメシスにも上記の方法でやり合えるが、有利を取れているかというとそんなことはなさそう。

 8PPの<エミリア>超進化+<ルミナスメイジ>のコンボは非常に強力。処理する方法は限られ、特にエルフなどであれば詰むほど。

 強力な除去ができる一方、劣勢をひっくり返すのは不得手な印象。盤面の主導権を握れるか否かが勝負を分ける。

 9PP<アルベール>は進化で10ダメージ、超進化で12ダメージ。対戦の際は常に意識しよう。 

 5位 エルフ 10.3%(前週比+6.1%)

 先週から大躍進。リノセウスの強さが広まり使用者が一気に増加した。特に上位帯ほど増加率は顕著で強さも別次元との噂。

 しかし勝ち筋はかなりリノセウスに依存しているため、対策されると厳しいかもしれない。その意味では守護の大量展開が得意であるロイヤルが天敵か。

 

 6位 ビショップ 8.4%(前週比+2.5%)

 先週から増加。
 主流は疾走ビショップで、対ウィッチでかなり有利を取れる。
 <マイニュ>や疾走アミュレットで一方的に攻撃できる上、相手の<クオン>や<ブレイズデストロイヤー>の展開も<邪教の器>や<ジャンヌ>で簡単に対処可能。

 しかし、もう片方の環境の主役であるAFネメシスにはめっぽう弱い。序盤アミュレットを置くタイミングで削られた体力をβで詰め切られたり、疾走アミュレットの開封に併せて<キャッスルアーティファクト>で守護を立てられたりと上手く立ち回られると成す術がない。

 この力関係がどう働くか注目だ。

 相手にするときは、<ラピス>のターンに複数展開や大型フォロワーに進化を切って「ラピスを出すと負ける!」という状況を作ろう。

 

 7位 ナイトメア 10.3%(前週比-5.5%)

 前週のエルフから不名誉の使用率最下位のバトンを引き継いでしまった。
 除去力と回復力に長け、コントロール軸のデッキであれば、ネメシスに有利を取れると一時脚光を浴びていた気がするが悲惨な結果に。

 スペルウィッチに<サタン>が採用されてしまったのが原因だろうか?

 もしかすると、作成コストの高さが響いているのかもしれない。

 とはいえ、そのポテンシャルは証明したはずで、そのうち環境に顔を出すこともあるだろう。(それが今弾かは知らない)

 

 エルフ大躍進。やはりエルフ=リノセウス。証明終了。
 次弾以降はテンポやコントロール軸でも楽しいデッキが組めるようにしてほしいな~。

 環境の中心は完全にウィッチとネメシスのようですね。「伝説の幕開け」環境は最後までこの2クラスが王座を争うのか。それとも片方脱落したりして。どうなるんでしょうね。

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