「Kindle」とはamazonが提供する電子書籍サービスです。購入したものはアマゾンのサイトやアプリ、そして「Kindle端末」で読むことができます。
この記事では「kindle端末」を用いて読書するメリット7つを解説します。
「Kindle端末」は様々な種類やグレードがあります。比較記事はこちら↓
おすすめは「Kindle Paperwhite」。最も人気のある基本モデルです。記事中の画像はこのモデルを使用しています。
メリット
①紙と同じ読み心地/目に優しい
「Kindle端末」の最大の特徴と言えるでしょう。電子書籍自体はスマートフォンやタブレットがあれば読むことができますが、それらのデバイスと違い、光を発していません。
「e-ink」という技術が用いられており、画面を反射光で表示するため紙と変わらない心地で読むことができるので目に優しいのです。
その技術の存在は明確に感じられ、初めて使用した際は、電子機器なのに発光しない画面に困惑に近い感動を覚えました。他のデバイスとは圧倒的に別物です。
元は紙を好んでいた筆者も太鼓判の読み心地です。寝る前の読書でも安心して使用できます。
↑画面はマットな質感。自分が映り込んでしまうこともなく、読みやすい。
②充電はたまにでOK バッテリーが非常に長持ち
カタログスペックでは、一度のフル充電で10週間、つまり2か月半使用できると記載されてます。これも「e-ink」技術の恩恵で、使用される電力が非常に軽微かつ待機電力もほとんど必要ないという特徴があるためです。
しかし、公式サイトにもある通り、バッテリーの持ちは使用する時間や頻度に依存します。
完全に放置だと確かに2か月ぐらいは持ちそうですが、実際には日常的に使用するなら、2週間に一度ほどのペースで充電が必要でしょう。
とはいえ、手間がかからないことは間違いありません。
↑起動するとこんな感じ。待機画面もオシャレ。
③画面が大きい
画面の大きさは漫画本より少し小さい程度。筆者のKindle Paperwhiteは10世代のものなので画面は6インチ(15.24cm)。最新11世代は6.8インチ(17.3cm)なのでもう少し画面が大きい。
スマートフォンでは小さく表示される文字も非常に読みやすいです。
④軽い
重さは205kg。片手で簡単に持つことができます。
タブレットだと腕が疲れてしまうので嬉しい軽さです。ちなみに約200ページの漫画本は160gほどなので、あまり変わりません。
⑤防水
水がかかったり、浴槽に落としてしまっても安心です。お風呂やプールでも読書することができます。
⑥連絡や通知などの邪魔が入らない
電話が掛かってきたり、連絡やセールの通知が入ってきて水を差されることがありません。
読書を邪魔する要素が排除されているのが読書端末の良いところですね。
⑦スマホやタブレットのストレージを有効に使える
移動中に読むには、電子書籍の場合、事前にダウンロードしておかなくてはいけません。wifi環境下でなければ通信料が発生してしまうからです。
しかし、小説ならまだしも漫画本は容量が大きくストレージを圧迫してしまいます。それを嫌ってダウンロードしては消すという作業を繰り返すのは面倒です。
「Kindle端末」があれば8GBモデルでも100冊以上保存できるので快適です。
その他、スマートフォンやタブレットの充電の節約にも繋がります。
デメリット
デメリットも4つほど紹介します。
①挙動がもっさり
タッチしてからの反応や動作が遅いです。操作性は正直かなり悪いと言わざるを得ません。
しかし、読む分には大して気にならないでしょう。数秒に一回1ページ進むか戻るかの操作をするのが大半なので、慣れてしまえばそこまで大きな不満ではなくなります。
問題なのは本を「買う」「整理する」時です。どちらも端末に備わった機能ではありますが、その操作は苦痛の域なので、購入は外部の端末で、整理は「Kindle」のアプリから行うことを推奨します。
せっかちな方には向かないかもしれません。
②カラーじゃない
「e-ink」技術の代償に、カラーページもモノクロになってしまいます。特に表紙に色がないのはすごく味気ないですね。
③漫画の見開きが読みにくい
見開きページは半ページとボタンが表示され、ボタンを押すと横画面の見開きになります。
読者の油断的にも画面の大きさ的にも、わっと飛び込んでくる迫力には欠けてしまいます。
④読むことしかできない
読書端末なので、動画の視聴やネットサーフィン、電子書籍以外の買い物など、スマートフォンやタブレットで出来ることが出来ません。メリットと裏表一体です。
まとめ
「Kindle端末」は読書に特化し、紙と電子の良いとこどりを実現した画期的なデバイスです。
紙から電子への移行を考えている人、旅行や出張が多い・移動時間が長い人、趣味が読書な人に自信を持っておすすめします!
「Kindle Paperwhite」を愛用していますが、買って後悔したことはありません。
衝撃の読み心地、生活が変わるレベルの利便性をぜひ体験してほしいです。
上位モデル「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション 」との比較記事はこちら↓
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