
「Kindleって何種類もあるけど、結局どれが一番自分に合ってるの?」
「価格差の理由は?使い勝手は変わるの?」
そんなお悩みを持つあなたに、Kindle端末それぞれの特徴や違いを比較します。Kindle端末の魅力については↓の記事で解説しています。
では、一覧表を見てみましょう。
購入モデルの決め方
まず、15,000円以上高くなったとしても、「雑誌サイズで読書がしたい・書き込み機能が欲しい」かどうかが判断の軸になるでしょう。
「いいや、単行本サイズで読書がしたいだけなのだ」という方は「kindle」「kindle Paperwhite」「kindle Paperwhite(シグニチャーエディション)」の3つの中から選びましょう。
それでは、3つ端末の比較と選び方から解説します。
(大画面で読書がしたい・書き込み機能が欲しい方はこちらで解説しています。)①まず、「kindle」と「kindle Paperwhite」を比較
3つのモデルの中で最も標準的な性能を持つ「Kindle Paperwhite」を評価の軸にして、まずは「Kindle」と比較します。
価格 | ディスプレイ サイズ | 重さ | 防水 | フラット ベゼル | 色調調節 ライト | |
Kindle | ¥19,980 から | 6インチ | 158g | |||
Kindle Paperwhite | ¥27,980 から | 7インチ | 214g | ○ | ○ | ○ |
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最も大きな差は防水であるかどうかでしょう。
防水機能はIPX8等級で、これは水深2メートルの真水に最大60分間耐えられるレベル。
お風呂に落としても、飲み物をこぼしてしまっても安心です。特にお風呂で読めるかどうかは、「読書が生活に馴染むかどうか」「読書ライフが変わるか否か」というほど重要なトピックであると考える方もいるでしょう。
次に注目すべきなのが、フラットベゼルであるかどうかです。
フラットベゼルとは画面と枠に段差がないことを指します。これは地味ながら非常に重要で、段差があるとそこにゴミが溜まってしまいます。掃除の手間と頻度が全く異なりますので、普段使いする方ほど重視しましょう。
そして、やはりディスプレイサイズも重要です。
画面の大きさは読書のしやすさに大きく関わってきますから、特に漫画を読まれる方はディスプレイサイズの大きい「Kindle Paperwhite」をおすすめします。
大きさの分53g重くなっているので、そちらは「Kindle」のほうが優れています。
次は色調調節についてです。
これは画面の発色を暖色(オレンジ)~冷色(青白い)の間で調整できる機能です。明るさではなく色味調整ですね。明るさ調整はどちらの端末でも行うことが出来ます。
最後にレンポンス速度についてです。
こちらは定量化が難しいため表にありませんが、操作のもっさり感を意味します。
kindle端末は紙のような読み心地を実現するE-ink技術の代償に、レスポンス速度が遅いという弱点があります。
読書に限ればあまり気にならないと思いますが、本の整理や購入の際は不便に感じられ、不満のあるユーザーも多いでしょう。
しかし、「Kindle Paperwhite」は改良され従来比25%レスポンス速度が上がった「最もレスポンスの早いkindle」と公式に謳われており、その点がレビューでも好評を博しています。
防水/フラットベゼル/ディスプレイサイズ/色調調整/レスポンス速度
これらの機能の違いが8,000円という価格差に反映されています。8,000円分の価値があると感じなかった方は「Kindle」を選びましょう。
Kindle
8,000円分の価値があると感じた方は「Kindle Paperwhite」と、その上位モデル「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」を比較してみましょう。
②「Kindle Paperwhite」と「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」を比較
価格 | 容量 | 重さ | 明るさ自動 調整 | ワイヤレス 充電 | |
Kindle Paperwhite | ¥27,980 から | 16GB | 211g | ||
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | ¥32,980 から | 32GB | 214g | ○ | ○ |
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まず、ワイヤレス充電に対応しているかが注目ポイントでしょう。
「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」は全てのkindle端末で唯一、ワイヤレス充電に対応していますが、ワイヤレス充電スタンド(4,980円)は別売りであることに注意しなくてはいけません。
セットで購入すると37,960円なので、その場合「Kindle Paperwhite」との価格差は9,980円に広がります。
しかし、kindle端末はバッテリー持ちが魅力の1つであり(どちらのモデルもフル充電で最大12週間持続)、ワイヤレス充電を活かせる機会が少なくなるのでオプションの重要度は高くないでしょう。
次に容量です。
「Kindle Paperwhite」16GB、「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」は32GB。
16GBは漫画だと約200冊、32GBなら約400冊端末にダウンロードできます。
ただし、ダウンロードした書籍は削除すればその分容量が空くので、実質的には変わらないと考えることもできます。(削除した書籍は無料で再ダウンロード出来ます)。
「削除→ダウンロード」の手間や、wifiのない環境でどれくらい過ごすかを踏まえてご検討ください。
最後に明るさ自動調整の有無について見ていきましょう。
これは、どこで読書するのかによって価値が変わります。
移動中や公園など、外で読書する機会が多い方にとっては便利な機能です。トンネルの通過や天気に合わせて調整してくれるので重宝するでしょう。
一方、屋内で読むことが多いのであれば、基本的に光量は一定なので恩恵を感じにくいと思います。
ワイヤレス充電/容量/明るさ自動調整
これらの機能の違いが5,000円という価格差に反映されています。
インドア派な方は「Kindle Paperwhite」がおすすめ。
Kindle Paperwhite

- 価格:¥27,980 から
- ディスプレイ:7インチ反射抑制スクリーン
- 解像度:300ppi
- 容量:16GB
- 重量:211g
- 防水性能:IPX8 等級
- フラットベゼル:○
- ワイヤレス充電:×
- 色調調節ライト:×
外でも読書を楽しみたい方、ワイヤレス充電に魅力を感じる方は「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」がおすすめ。
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション

- 価格:¥32,980 から
- ディスプレイ:7インチ反射抑制スクリーン
- 容量:32GB
- 重量:214g
- 防水性能:IPX8 等級
- フラットベゼル:○
- ワイヤレス充電:○
- 色調調節ライト:○
- 明るさ自動調整:○
「Kindle」/「Kindle Paperwhite」/「KindlePaperwhite シグニチャーエディション」比較まとめ
価格 | 容量 | 防水 | フラット ベゼル | 明るさ自動 調整 | 色調調節 ライト | ワイヤレス 充電 | |
Kindle | ¥19,980 から | 16GB | |||||
Kindle Paperwhite | ¥27,980 から | 16GB | ○ | ○ | ○ | ||
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | ¥32,980 から | 32GB | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
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「Kindle Scribe(2022年)」と「 Kindle Scribe Notebook Design(2024年)」 を比較
大画面で書き込み機能がある「Kindle Scribe(2022年)」に、新モデルとして「 Kindle Scribe Notebook Design(2024年)」 が登場しました。
両モデルですが、実はスペック的には同じです。
では、何が価格差に反映されているのでしょうか?
Kindle Scribe (2022年モデル) | Kindle Scribe Notebook Design (2024年モデル) | |
価格 | ¥47,980 から | ¥56,980 から |
ディスプレイサイズ | 10.2インチ反射抑制スクリーン | 10.2インチ反射抑制スクリーン |
デバイスサイズ | 230 mm x 196 mm x 5.8 mm | 230 mm x 196 mm x 5.7 mm |
容量 | 8GB / 32GB / 64GB | 16GB / 32GB / 64GB |
重さ | 433g | 433g |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 35個 | LED 35個 |
明るさ自動調整 | ○ | ○ |
色調調節ライト | ○ | ○ |
ワイヤレス充電対応 | ||
手書き入力 | ○ | ○ |
自動画面回転機能 | ○ | ○ |
カラー | タングステン | タングステン、メタリックジェード |
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→機能・使い勝手が違う
Kindle Scribe (2022年モデル) | Kindle Scribe Notebook Design (2024年モデル) | |
手書きノート機能 | △(限定的) | ◎(強化・AIノート対応) |
テンプレート | 数種類 | 豊富(カスタマイズ可能) |
ノートの検索・整理 | キーワード検索 × | 検索 ○、セクション分け ○ |
手書き→テキスト変換 | △(英語のみ・精度低) | ◎(日本語対応・精度向上) |
UIデザイン | 基本機能中心 | ノート特化UI |
ペン | Basic / Premium Pen | Premium Pen |
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「Kindle Scribe Notebook Design(2024年)」 は電子ノートとして大きく進化
① ノートアプリが別次元に
2024年モデルの最大の特徴は「ノートブック機能の進化」です。まるで「デジタル手帳アプリ」のようなUIで、手書きページのタグ管理・検索・セクション分類・カスタムテンプレートなどが可能になりました。
② AIによる手書き文字の変換性能が大幅向上
手書き文字をテキストに変換する機能も大幅に進化。日本語にも正式対応し、変換精度・速度ともに実用レベルに。議事録やメモ整理が格段にしやすくなっています。
まとめ
あなたに合うKindleデバイスは見つかりましたか? では、快適な読書ライフを!
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